ソウルの女王 アレサ・フランクリンの死を通して
こんにちは!
マインドームコーチのERIです。
一昨日、「ソウルの女王」として知られた歌手のアレサ・フランクリンの訃報を聞きました。
私はアレサフランクリンの音楽でソウルやゴスペルを好きになり、今の道に進むきっか
けにもなった歌手です。
聖職者を父親に持つ彼女は、幼い頃から神童と呼ばれるほどの歌唱力だったそうです。
彼女の歌声を通して、救い、痛み、喜び、憧憬…の様々な感情を感じて、まるで人間
の中に神が宿っているように感じていました。
そして、彼女の音楽の世界は、肌の色や容姿を理由に不当な扱いを受けていたアフリ
カン・アメリカンの人々、そして世の女性たちの心の叫びを歌で表現し、神という名の
「正義」を使って、支配しようとする権力者に対して、彼女は音楽の中に宿る神によっ
て、人間の尊厳、平和を表現をしていたようにも感じていました。
2009年にアレサ・フランクリンはバラク・オバマ前大統領の就任式でパフォーマンスを
披露し、彼女が音楽を通して多大な影響を与え続けてきた市民権運動がついに結実した
と言われています。
彼女の死は8月15日の翌日である8月16日。
日本の終戦の日は、原爆を開発し、人間を破滅に向かわせた西洋物質文明への怒りと、
二度と戦争をやらない決断の日でもあります。
そして、日本の大戦の背景には、実は白人史上主義への怒りと、世界平和実現が根底に
あります。
現代はアフリカン・アメリカンの人々、そして女性たちも活躍し、平等な社会が築かれ
ているように見えますが、戦争や紛争は絶えず、貧富の二極化はどんどん進む一方で
す。
そんな中で、AIの発達も著しく、ロボットが人間を超えるシンギュラリティを2045年に
迎えようとする中で、人間同士で繋がり、尊厳関係を築いていく、心の時代に入ってい
ます。
アレサ・フランクリンの死を通して、あらゆる差別、格差をなくすこと、人類が平和に
なるために、日本の目覚めが必要であることを改めて認識しました。
そのために、長い歴史の中で人間を支配している神の実態を明らかにし、人間そのもの
が大自由の境地に導いていく教育を、今ここから自ら体現し広げて行きたいと思います。