Waringo

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浜崎あゆみの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』を読んで

こんにちは、暑い日々が続きますね( T_T)

 

先日イベントに参加するために神保町のブックカフェに行ってきました。

 

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ちょうどネットでも話題になっていた、浜崎あゆみのデビューからブレイクするまでの軌跡を綴った自伝的小説『M 愛すべき人がいて』を読みました。

 

浜崎あゆみがブレイクした時期はちょうど私が学生時代のときでした。

何かから自由になりたくて、親の反対を押し切って地元の福岡を出て、大阪の大学に進学して、孤独の中でがむしゃらに生きていた時期でした。

幼い頃から音楽に癒されることが多く、その当時はソウルやゴスペルなど海外の音楽を聴くことが多かったのですが、浜崎あゆみの歌は飾ることがなく共感する歌詞が多かったので、ちょうどこの本に載っている歌をよく聴いていました。

 

自由にしているように見えた彼女ですが、浮ついてなくありのまま素直に表現している歌詞が印象的で、当時女子高生のバイブルだと言われるくらい、そのような思いに共感する日本の若い世代が多かったのだと思います。

 

本を読んで感じたことは、浜崎あゆみの成功の原点には涙や絶望、そして半端ない意志の強さがあったんだということです。

また、ブレイクした背景には、自分を失くすぐらいに愛し一心同体になれるパートナーがいたということが印象的でした。

嘘のない歌詞だったからこそ、一時代を築くほどの影響力があったんだと感じます。

 

 

アーテイストなので、プロモーションや話題づくりなど色々な背景があっての出版だったのかと思いますが、平成の歌姫と言われていた浜崎あゆみが令和の時代に入る中で、このように過去をオープンにして、新しい時代をつくる自分に変化していこうとしている姿が新鮮で、良い本だなと率直に思いました(^ ^)

 

 

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