Waringo

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映画『ちいさな哲学者たち』を観て

先日、『ちいさな哲学者たち』という映画を視聴しました。

2010年フランスドキュメンタリー映画で、フランスの特別教育地区で約2年の間行われた幼稚園児の哲学入門の教育プログラムの様子を映し出していました。

 

観ていて衝撃的だったのは、小さい頃から人間ってよく考えて話すことができるのだということです!

私自身幼少期の記憶があまりないのもあるのですが、こんな授業は羨ましいなと感じました(^^)

子供の頃から哲学的なテーマを考えて自分の言葉で話すというプログラムは、後々成長したときに大きな影響を及ぼすのではないかと思います。

 

子供たちが、自由、愛、結婚、リーダーについてなど様々なテーマに基づいて思い思いに話して、相手の話に耳を傾けていく様子も印象的でした。

また哲学を通して、様々な人種や男女の違いもこえて融合しているように感じました。

 

大人になるにつれ、哲学的なテーマは、難しい、堅苦しい、日常に関係ない、真面目に答えなければなど、勝手に決めつけて、遠のいてしまいがちです、、

今回の映画を通して、哲学は初めから答えがあるものではなく、人と人との交流や対話を通して自然に創られていくことなのだと感じました。

そして対話したことを実践しながら、生活化文化化し、自分の哲学を持つ自立した人間の集団ができるのではないかと、今後のAI時代の教育のヒントとなる内容だったと思います。

 

www.phantom-film.jp

 

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