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19歳警察官の発砲殺人事件からみる今の日本社会の現在地

こんにちは(^ ^) 

今日朝のニュースで、滋賀で19歳の警察官の発砲殺人事件を目にして、衝撃を受けました。

市民の安全を守ることが仕事の警察官が、同僚を殺害するという事件に、日本社会の安全が根底から崩れていることを感じました。

 

19歳の巡査は「罵倒され撃った」と言っているようですが、殺害にまで発展していく背景には、それ以前にストレスや同僚との関係性で我慢していることが沢山あったのだろうと予測されます。

被害者の巡査部長は、19歳巡査の教育係を勤めていたそうです。

警察組織という、特に厳しい上下関係がある組織体制の中で、理不尽なことを言われても反発もできず、我慢が重なると、殺すしかないといった結論になることも理解できます。

 

前回の記事でも、些細なストレスの蓄積が殺人や自殺にまで結びつく、日本のストレス社会の深刻さを書いたのですが、このような殺人を犯すことが逆に当たり前の社会になっているのだと痛感しました。

 

10代は夢と希望で溢れているはずなのに・・・と思ってしまいますが、不況の中で生まれ育った彼らにとって、未来に希望なんか持てるはずがないのが、若者の正直な想いなのだと感じます。

 

私は今回の事件は、日本社会の明確な現在地を気づかせるメッセージなのだと思います。

 

私たち日本人一人一人がそれを受け入れて、二度と悲惨な事件が起こらないように、その原因を正しく診断し、処方をしていくこと。

危機をチャンスに変える、そんな新しい流れを創っていくタイミングだと感じています。